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駐機場をエプロンと呼ぶ意外なわけと4つ以上ある種類の解説

1.そもそも駐機場のことをなぜ「エプロン」と呼ぶのか?
駐機場をエプロンと呼ぶ意外なわけ空港の駐機場のことを「エプロン」と呼ぶが、その語源をめぐってはいくつかの説がある。最有力なのは、滑走路側から見ると、料理用のエプロンに見えるからという単純な説である。

空港のもっともシンプルな形は、滑走路があり、その横に駐機用のエリアがあるというスタイル。それを上空から見ると、細長い滑走路が腰にまわすひも、四角い駐機エリアが前掛けの部分のように見える。そんなイメージから「エプロン」と呼ばれるようになったといわれる。

ただし、大型空港は、滑走路とエプロンが誘導路で結ばれているので、上空から見たときの形は、より複雑である。

ちなみに、空港のエプロンは「ランプ」と呼ばれることもある。「エプロン」と「ランプ」を同義語として使う人もいるが、厳密にいえば両者は意味するところが少々ちがう。エプロンは、その目的によって「旅客用エプロン」や「貨物用エプロン」「整備用エプロン」などに分かれるが、「ランプ」はそれらエプロン( 駐機場) 全体の総称である。

また、空港では「スポット」や「ゲート」という言葉もよく耳にする。どちらも、エプロンの中で、個別の航空機を駐機するために定められた位置をさす。つまり、エプロンの中にスポットやゲートがあるというわけだ。そのうち、「スポット」は、航空会社や空港の職員が使う専門用語であり、乗客にたいしては「搭乗ゲート」というように「ゲート」が使われている。

2.飛行機の駐機場「エプロン」にはどんな種類がある?
空港で、飛行機をとめておく駐機場のことを「エプロン」と呼ぶ。
ひと口に「エプロン」といっても、目的によっていくつかの種類に分けられている。エプロンの多くは、旅客用、貨物用、ナイトステイ用、整備用というように分けられ、用途別に飛行機がとまる場所は変わる

まず「旅客用(ローディング) エプロン」は、乗客の乗り降りに使われるエリア。大型空港では、ポーティングブリッジを通じて、旅客ターミナルとつながっている。小さな空港ではタラップを使って乗降することがあるが、その場合も、飛行機に乗り降りする場所は「旅客用エプロン」である。

つぎに「貨物用エプロン」は、貨物ターミナル前のエリアのこと。ここには、貨物の積み降ろしをするための設備が整っている。巨大空港では、旅客エプロンが満杯のとき、貨物用エプロンを旅客用に使うこともある。その場合は出発ゲートからバスで移動し、タラップを使って搭乗することが多い。

「ナイトステイ用エプロン」は、その空港でオーバーナイトステイする飛行機が駐機する広場である。夜間駐機が多い巨大空港では、旅客用エプロンだけでは足りなくなるため、飛行機用のホテルのようなスペースが設けられているというわけだ。

たとえば、羽田空港では、貨物地区のほうにナイトステイのためのエプロンがある。
早朝、展望デッキにいくと、そこで夜を明かした飛行機を見ることができる。
「整備用エリア」は、ハンガーの前のエリアで、ハンガーに入れなくてもできるような小規模な整備や点検が行なわれる。

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