目次

国家公務員試験を受けて航空業界で働く為のまとめ

1.国家公務員試験に挑戦してみよう
まずは国家公務員試験を突破その後希望の官庁を受験
公務員には大きく分けて地方公務員、国家公務員の2種類あるが、航空業界で働いているのは国家公務員。空港で働く公務員になりたいのなら、国家公務員Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種の試験を受けよう。先にあげたように管制官などの航空保安職と入国警備官、そして検疫官に関しては、それぞれ専門の採用試験があるので、国家公務員試験を受ける必要はない。

航空業界で働く公務員には、それぞれ所属省庁がある。国家公務員試験Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ種いずれかの試験を受験し、合格したら、その後働きたい省庁の採用試験を受けるというのが一連の流れだ。

Ⅰ種・Ⅱ種・Ⅲ種違いは何?
では、国家公務員Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種には、どのような違いがあるのだろうか。
Ⅰ種はいわゆる「キャリア組」で、将来の各省庁における幹部候補。Ⅱ種、Ⅲ種は現場での業務が中心だ。自分が幹部となって省庁から航空業界を動かしたいのか、空港などの現場で働きたいのか、よく考えて受験しよう。なお、 Ⅰ種とⅡ種は大学卒業程度の人を、Ⅲ種は高校卒業程度の人が受験対象だ。国家公務員Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種の試験では、いずれも筆記試験と面接(人物試験)が行われる。

筆記試験は出題範囲が広いことで有名で、合格するために公務員試験専門の予備校に通う人も多い。例えばⅡ種では、文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈や自然、人文、社会などの分野から出題される教養試験、小論文などが出題される。筆記試験は約5時間におよぶ長丁場だ。近年では公務員人気が下がってきているとはいえ倍率も高く難関だ。筆記試験を通過できなければ2次試験の面接を受けられないので、しっかり対策しておきたい。
2次試験では面接(I種のみ筆記試験と面接)が実施される。面接は、その人の志望動機や、公務員としてふさわしい人物かどうかを個別に審査するものだ。


国家公務員試験のスケジュール
国家公務員試験を実施するのは人事院。内閣の所轄で、国家公務員の人事権を有する行政機関だ。受験の申し込み方法やスケジュールなどはすべて人事院のウェブサイト「国家公務員試験採用情報ナビ」に掲載されているので、一度見てみよう。

国家公務員Ⅱ種を例にとると、科目数の多い筆記試験があるため、約1年前から対策しておくのが理想的。官庁訪間の対策も早めにしておきたい。試験を実施するのは人事院だが、採用するのは各官庁。国家公務員試験の2次試験(面接)を突破すると、自分が志望する各官庁で採用面接を受け、内定をもらう。したがって受験者は、国家公務員試験の1次試験合格が発表された時点で、各官庁を訪問し、説明会に参加するなどして希望する官庁を絞っていく。注意したいのは、この官庁訪間は希望官庁での最初の面接に相当するということ。担当者は訪問者を審査しているのだ。ここで自分を上手にアピールできれば、本番の採用試験に有利といえる。各官庁の本番の採用面接は、国家公務員試験の2次試験合格発表後に行われる。

受験できる年齢は幅広く既卒者受験も多い
国家公務員は、新卒者でなくても受験できる。国家公務員試験に設けられている年齢制限は、Ⅲ種は21歳までだが、Ⅱ種は29歳まで、 Ⅰ種は33歳までと意外と幅広い。何度も受験できるということもあり、 Ⅱ種では受験者の約半数が既卒者だという。国家公務員になると、待遇は給与と賞与を合わせて就職1年目のⅡ種で年収320万円程度になる。また、さらに朗報。2007年5月の人事院の発表によると、2007年度の国家Ⅱ種試験の中込者数は前年度に比べ19%減少したとのこと。これはおそらく景気の回復により、民間企業の雇用が活発化した影響を受けたものだろう。倍率も一時期より下がった今こそ、公務員が狙いどきかもしれない。


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