目次

日本の空港に乗り入れている世界の航空会社一覧│「か・さ行」

1.QR/QTRカタール航空
2005年春に関西/ドーハ間の直行便を就航させたカタール航空。地下資源開発で古くから密接な関係にある中近東のカタールとの間の唯一の直行便を運航する。


日本路線をはじめ長距離路線の主力機はエアバスA330は2クラスまたは3クラス。同社は日本路線で観光需要の獲得にも力を注いでおり、日本路線の機材はエコノミークラスが208席とやや多めの座席配置の機体が就航している。機材が新しいため、機内エンターティメントにも最新の技術が導入され全クラス、パーソナルモニター装備のシートとなっている。


エコノミー
設定機種/座席数/座席配列
A330-200/208席/2-4-2

シートピッチ/角度/レッグレスト/ヘッドレスト/ランバーサボート
86cm/あり/あり/なし

バゲージ・デリバリー
なし
事前座席指定
あり
空港内ラウンジ
利用不可

食事
洋食、和食からのチョイス。どちらにもアラビアンテイストの料理が盛り込まれている。

ドリンク
ワイン、ビールをはじめ、アルコールドリンク、ソフトドリンク各種。アルコールドリンクも含めてすべて無料。

アメニティキット
あり

手荷物受領優先サービス
なし

ペルシャ湾西岸に半島のように突き出たカタールは、豊富な地下資源が近年、世界的な注目を集めている。とりわけ、クリーンエネルギーとして注目されている天然ガスは生産量世界第3位。その開発には日本も大きな役割を果たしており、中部電力、東京ガス、東邦ガスなど、国内の電力、都市ガス大手も、カタールからの天然ガスの供給を受けている。

1994年に設立されたカタール航空は、これまで地下資源の輸出に依存してきたカタールの新たな経済基盤の構築を目的に設立された。設立当初は他社からの購入機や短期リース機などを中心に、近隣諸国間のネットワークが中心だったが、1997年に大幅な経営刷新を行い、本格的な国際線進出を開始する。首都ドーハを中心としたネットワークは欧州、アフリカ、アジア、アメリカに展開、現在ではオセアニアを除く世界ほぼすべてに自社のネットワークを展開している。2005年に開設された日本路線は同社にとって60番目の路線である。東京・札幌・福岡各都市から関西国際空港まで、ANAとのコードシェア便で乗り継ぎ可能。

QF/QFAカンタス航空
旅行先としてここ数年来人気沸騰中のオーストラリアのフラッグ・キャリア、カンタス航空。2005年11月には創立85周年を迎え、英語圏でもっとも歴史ある航空会社として運航。航空連合ワンワールド加盟でさらに国際線ネットワークを充実させている。

エコノミー
設定機種/座席数/座席配列
B767-300/204席/2-3-2配列
A330-300/267席/2-4-2配列

シートピッチ/角度/レッグレスト/ヘッドレスト/ランバーサボート
31インチ/-/-/固定式/固定式/なし

バゲージ・デリバリー
なし
事前座席指定
不可
空港内ラウンジ
利用不可

食事
メインディッシュは2種類からのチョイス。
ドリンク
各種ワイン、ビール、カクテル、フランテー、スコッチ、バーボン、リキュール類、ミネラルウォーター、レモネード、コーラ、ジンジャーエール、各種フルーツジュース

アメニティキット
あり

手荷物受領優先サービス
なし


カンタス航空は英語圏でもっとも歴史ある航空会社として運航を続けている。
もともとは設立当時の社名「QueenslandAndNorthernTerritoryAerialServices」の通り、オーストラリアの北東部および中央北部での遊覧飛行やエアタクシーなどを行う会社だった(現在の社名は1967年にこの頭文字をとってつけられたもの)。

1930年代にイギリスと植民地を結ぶエアラインとして大きな飛躍を遂げた同社は、その後も着々と路線を増設。第2次世界大戦後の1947年、ついに政府はイギリスからカンタス・インペリアル航空の株を買収し、オーストラリア国営の株式会社へ。地理的条件から国際線は多くが長距離路線である同社は、長距離旅客機の導入にも積極的。1958年には世界で初めての世界一周定期路線を開設、話題となった。

2.CX/CPAキャセイパシフィック航空
アジアを代表するエアラインであり、またワンワールドの設立メンバーでもあるキャセイパシフィック航空。日本/香港を最多の週98便を運航、日本との結びつきは大変強い。また、充実した機内サービスやオンラインサービスなどで知られる。2009年7月には日本就航50周年を迎える。

キャセイパシフィック航空のサービススローガンはServiceStraightFromtheHeart。「アジアならではの心からのおもてなしでお客さまをお迎えすること」。ハード面でも充実したプロダクト、機材、各種施設を誇る。最新機材の導入に積極的なことも特徴だ。同社の保有する機材は、平均約10年。2012年、同社のB777-300ER型機の保有機数は30となる。エアー・ホンコン、姉妹会社の香港ドラゴン航空を含めたキャセイパシフィック航空グループの運航機材数は2012年までに200機となる見込み。


エコノミー
設定機種/座席数/座席配列


シートピッチ/角度/レッグレスト/ヘッドレスト/ランバーサボート
B747-400:32インチ/15度/あり/あり/あり
B777-200:32インチ/15度/あり/あり/あり
B777-300:32インチ/15度/あり/あり/あり
A330-300:32インチ/15度/あり/あり/あり

バゲージ・デリバリー
なし
事前座席指定
不可
空港内ラウンジ
利用不可

食事
2種のメインディッシュから選択。
スペシャルミールとしてダイエットメニュー、宗教食などもリクエスト可龍24時間前までに要予約)
ドリンク
食前酒、ワイン、ビール、ソフト
ドリンクなど

アメニティキット
なし

手荷物受領優先サービス
なし

1945年、中国。2人のパイロットが会社を設立。翌年の1946年には、当初は上海を拠点にしていたすべてのオペレーションを香港に移行。そして、各々が香港ドルを出し合って、キャセイパシフィック航空の歴史が始まったのである。
当初は香港からマニラ、バンコク、シンガポール、サイゴン/上海への不定期便でスタートした。その後は順調に業績を伸ばしている。

60年代、70年代はトライスターの導入、さらにワイドボデイ機の導入と徐々に、しかし着実に前進を続けたキャセイパシフィック航空だが、その存在を広く世に知らしめることになったのは、やはり1987年の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」によるところが大きい。前年には新路線を続々開設し世界的な航空不況もどこ吹く風といった様子で、その後も確実な伸びを見せている。

97年には香港が中国に復帰、98年には待望の新空港がオープン、そしてアメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズなどとともに世界的な航空アライアンス「ワンワールド」の設立メンバーでもある。2007年より中・長趾離路線の3クラス同時に新シートを順次導入中。新ファーストクラスは2008年度スカイトラックス社によるエアラインランキング調査で「ベスト・ファーストクラス賞」「ベスト・ファーストクラス・ケータリング賞」を受賞するなど、アジアをリードするエアラインとして日々躍進を続けている。


3.CO/COAコンチネンタル航空
コンチネンタル航空は、全米第5位、世界で第6位の規模を誇るグローバルなエアラインだ。ビジネスとエコノミーの2クラス制をいち早く採用し、「ビジネスファースト」を導入したことでも知られる。1998年からはニューアーク線とヒューストン線を相次いで開設。太平洋線初のボーイング777でデイリー運航を開始した。2009年末からはスターアライアンスヘ加盟予定で、マイレージプログラムも魅力倍増だ。


2002年3月に発表した新ビジネスクラスシートの最大の特徴は、ビジネスクラスとして最大のシート幅。肘掛の内側から内側まで56cmを実現した。このクラスは各業界誌からも高い評価を受けており、数々の賞に輝いている。こうしたハード面の充実に加えて、日本語を話す乗務員の搭乗や、日本食が選べるなど、日本人向けのサービスにも力を入れている。

エコノミー
設定機種/座席数/座席配列
B777-200/235席/3-3-3

シートピッチ/角度/レッグレスト/ヘッドレスト/ランバーサボート
80cm/12.7cm(B777)/なし/あり/なし

バゲージ・デリバリー
なし
事前座席指定
一部を除き可能
空港内ラウンジ
利用不可

食事
ニューヨーク線、ヒューストン線のメインメニューは基本的に洋食2種類(肉、魚)から選択。軽食にはおにぎりやアイスクリームなどのサービスもある
ドリンク
洋酒、ビール、ワイン、各種ソフトドリンク、日本茶など。リゾート路線ではトロピカルドリンクのサービスあり(アルコール飲料は有料)

アメニティキット
なし

手荷物受領優先サービス
なし

アメリカ大手エアラインの1社、コンチネンタル航空は1934年7月の創業。バーニー・スピード・ラインの社名で設立され、航空郵便輸送を開始した。1937年には本社をデンバーに移し、社名を現社名に変更した。その後、順調に成長を続け、1955年にシカゴ/サンフランシスコ線の運航権を与えられたことにより、アメリカ国内幹線の運航会社となった。1968年にはグアムと近隣の島々を結ぶ目的でコンチネンタル・エア・ミクロネシアを設立。この会社はアジアやオセアニアなどへもネットワークを広げながら順調に成長する。

一方、コンチネンタル航空は1980年代に入り、経営が悪化。これを受けて大幅な合理化を実施し、1992年には再建策の一環として、コンチネンタル・エア・ミクロネシアを独立させて別会社とし、社名をコンチネンタルミクロネシア航空と変更する。
その後、1994年からコンチネンタル航空は前会長兼最高経営責任者であるゴードン・ベスーン氏の指揮のもとに急速に業績を回復。2001年まで6年間連続で利益を上げている。

98年12月には成田/ニューアーク線99年2月は成田/ヒューストン線を開設し、同路線に太平洋線で初のボーイング777を就航させた。新機材の導入も進んでおり、ボーイング737-800,900、最新鋭の767-400などボーイング機を新規に購入。こうした積極的な新機材導入により、機材の平均使用年数は米大手航空会社の中で最も若い1社となっている。
また、2007年には「航空業界のオスカー」と称される「OAGエアライン・オブ・ザ・イヤー」において主要2部門「ベストビジネスクラス北米のベストエアライン」を受賞している。

4.JQ/JSTジェットスター航空
カンタスグループのローコストキャリアとして設立されたジェットスター航空。旧カンタス路線の中でも観光需要の高い路線を継承し、アジア路線を中心にネットワークを拡大している。

オーストラリアの国内航空自由化を受けて2004年にカンタスグループのエアラインとして設立されたジェットスター航空は、当時、新規参入や運賃の自由化が進んでいた国内線の競争力強化を目的として運航を開始した。その後、カンタスは、観光需要の多いアジア路線を中心にネットワークを展開していた系列のオーストラリア航空とジェットスター航空を統合、ネットワークの再編を図るとともに、アジア、太平洋地域の国際線運航も含めたローコスト戦略のエアラインとしてジェットスター航空の基盤を確立させる。

エアバスA330-200を導入し、2006年以降、そのネットワークは日本はもちろん、シンガポール、タイ、インドネシアなど東南アジア地域にも拡大している。東南アジア地域の航空自由化を受け、シンガポール(ジェットスターアジア航空)とベトナム(ジェットスターパシフィック航空)にも系列エアラインが生まれた。

SQ/SIAシンガポール航空
民族衣装のサロンケバヤをまとったクルーの笑顔が印象的なシンガポール航空。機内サービスのレベルの高さは、世界の旅行メディアの人気エアライン調査などで常にトップクラスにランキングされていることが証明している。また機材の新しさや世界ネットワークの広さなども、シンガポール航空の人気を支えている要因だ。

ピエール・バルマンデザインのサロンケバヤを身にまとった「シンガポール・ガール」に象徴されるきめの細かいサービスには定評がある。業界で初めてエコノミークラスにおいて、メニューの選択方式と飲み物の無料サービスを開始したり、衛生中継による機内電話サービスを開始するなど、数々の画期的なサービスにより、業界をリードしてきた。同社の業績とカスタマーサービスの水準の高さは、国際的な賞の受賞という形で広く世に認められており、さまざまな旅行およびビジネス各誌が実施する調査では常に上位にランクされ、グローバルキャリアとしての高い評価を得ている。

1947年、前身のマラヤン・エアウェイズが誕生。その後マレーシア・シンガポール航空に社名を変更し、1972年にマレーシア航空とシンガポール航空に分離した。日本初就航(シンガポール/羽田線)はマレーシア・シンガポール航空時代の1968年のことだった。その後次々に就航都市を増やし、現在は東京、名古屋、大阪、福岡の主要4都市へネットワークを拡大した。現在、日本/シンガポール間に週39便を運航。運航拠点となるシンガポールから世界5大陸35か国67都市へ就航。アジア、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカ、中東方面の路線も充実している。
機材面では、最新鋭機の導入に常に積極的で、2007年には総2階建て大型航空機エアバスA380を世界に先駆け就航。

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