目次

日本の空港に乗り入れている世界の航空会社一覧│「な~わ行」

1.NZ/ANZニュージーランド航空
オセアニアの爽やかな香りがただようニュージーランド航空のキャビン。素朴で温かなクルーの人柄はもちろん、エコノミークラスにもヘッドレストとパーソナルスクリーンが完備している。

エコノミー
設定機種/座席数/座席配列
B777-200ER/269席/3-3-3
B767-300ER/210席/2-3-2

シートピッチ/角度/レッグレスト/ヘッドレスト/ランバーサボート
B777-200ER/81cm/119度/なし/可動式/なし
B767-300ER/81cm/-/なし/可動式/なし

バゲージ・デリバリー
なし
事前座席指定
なし
空港内ラウンジ
利用不可

食事
機内食ランキングでは、常に上位を維持。和風・洋風からチョイス。パンは温めて出爽コーヒー、紅茶のクリームは牛乳を使用。
ドリンク
ニュージーランド産を中心とした約6種類のワインをフルボトルからワイングラスでサービス。日本、ニュージーランド産ビールの他、
各種ソフトドリンクも用意。

アメニティキット
なし

手荷物受領優先サービス
なし

同社の歴史は厳密にいうと1940年、前身であるタスマン・エンパイア・エアウェイズ・リミテッド(TEAL)の発足に始まる。タスマン海をはさんでオーストラリアとニュージーランド間を往復する飛行艇によるサービスが開始された。
当時ニュージーランドの国内線は、21年からのアエロ・トランスポート社、34年からのエア・トラベル、ユニオン航空、クック航空などが運航していたが、それらは45年末に国営のニュージーランド・ナショナル航空として統合された。
そこで、TEALは競合する国内線でなく、国際線として路線展開を開始していく。

1954年に飛行艇4機の代替機としてDC-6を導入、その後も新型機を投入していくことで、著しい発展を遂げた。60年代のジェット時代には、新路線附設、機材導入ともに積極的で、61年にニュージーランド政府がオーストラリア政府の持ち株すべてを取得したことにより、TEALは100%ニュージーランドの国営エアラインとなった。そして4年後の65年、TEALは現在のニュージーランド航空に社名変更し生まれ変わったのだ。

一方、国内線で展開を進めていたニュージーランド・ナショナル航空と、国際線のニュージーランド航空は、互いに大きく成長した78年、ついに合併し、国内外に路線網を持つニュージーランドのフラッグ・キャリア「ニュージーランド航空」が誕生したのである。
80年に日本乗り入れを果たした後も順調に成長し続け、同時にニュージーランドへの旅行者の増大にも大いに貢献している。89年の完全民営化に続き、96年には「パシフイック・ウエイブ」計画を開始、そして1999年5月、世界最大規模のアライアンス「スターアライアンス」に加盟。今後はいっそう共同運航便などでネットワークが広がると予想される。

2.NW/NWAノースウエスト航空
成田空港で最多の離発着回数を誇る外資系航空会社、それがノースウエスト航空だ。
同社はもともと太平洋路線のパイオニアで、太平洋路線では現在でも日系航空会社を凌ぐ最大のシェアを誇る。最新のフラットシート搭載のビジネスクラス、人気のマイレージサービス、業界最先端を行くオンラインサービスなど、各種サービスも充実している。

NWでは、ITサービスを強化。ウェブサイトではさまざまなEサービスを提供している。フライトスケジュールや空席照会はもちろん、日本語と英語の2か国語による航空券予約、マイレージ情報(特典旅行の空席照会から特典航空券の予約・発券も含む)、手荷物の到着状況の確認などがリアルタイムで可能だ。紙の航空券がいらない「Eチケット」もいち早く導入されている。また、iモードやEZweb対応の携帯電話からも、日本語と英語でさまざまな最新情報が手に入る。


エコノミー
設定機種/座席数/座席配列
B747-400/338席/3-4-3
B757/162席/3-3
A330-200/211席/2-4-2

シートピッチ/角度/レッグレスト/ヘッドレスト/ランバーサボート
82cm/120度/固定式/固定式/なし

バゲージ・デリバリー
なし
事前座席指定
可(正規Yとベックス運賃の場合に限るパッケージは不可)
空港内ラウンジ
利用不可

食事
2種類からのチョイス
ドリンク
各種カクテル、ビール、ワイン、日本酒、ソフトドリンク、日本茶など(アルコールは一律5$、現金払い)

アメニティキット
なし

手荷物受領優先サービス
なし

米国を代表するエアラインの1社で、世界でも第5位の規模を持つノースウエスト航空(NW)。同社は1926年に誕生、1947年には民間の外国航空会社として初めて日本への定期便をスタートさせる。1952年には日本人客室乗務員の採用を開始、1963年には太平洋線の全便をジェット化、そして70年には東京線にジャンボ機(B747)を導入するなど、その後も常に太平洋路線の先駆者として活躍してきた。太平洋線に加えて、以遠権(アメリカから日本経由で他のアジア地域へ路線展開できる権利)を行使し、日本からアジア主要都市へ幅広い路線を展開していることも大きな特徴だ。

2004年秋には、世界的な航空アライアンス「スカイチーム」へ加盟。ネットワーク拡大やスムーズな乗り継ぎの実現に加えて、マイレージサービスや空港ラウンジの相互利用セントポール/シカゴ間の郵便専門の航空会社として運航開始、乗務員に制服を採用DC3便にスチュワーデス(当時は看護婦)を採用アジアへの定期便1番機就航、外国系として日本に初上陸する機内で他社に先駆けておしぼりサービスを開始日本人スチュワーデスの採用開始東京/シアトル間のノンストップ便就航ジャンボ(B747)の一番機が東京に就航日本人の機内通訳の乗務開始KLMオランダ航空との経営一体化スタート「ワールド・ビジネスクラス」を世界同時発表日本就航50周年コンチネンタル航空との提携スタート。日本線の機内食を一新「ワールド・ビジネスクラス」発表
成田/釜山を新規開設
新コーポレート.アイデンティティ(CI)と新機体デザイン発表。日本発便のオンラインチェックインサービス開始。セルフサービスチェックイン機を成田空港へ導入。「ワールド・ビジネスクラス」に最新サービスの導入開始
成田/ポートランド、成田/広州をそれぞれ新規開設、世界的な航空アライアンス「スカイチーム」へ加盟
デルタ航空と合併などにより、利用者の利便性がよりいっそう向上している。

世界ではKLMオランダ航空、デルタ航空、大韓航空、マレーシア航空などと提携。ネットワークの拡大やマイレージサービスをはじめとした様々なサービスの向上を図り協力している。こうした躍進の背景には「優れた航空会社の経営」「お客様第一主義」「人材重視」「ネットワーク構築」といったNWの企業理念が息づいている。
2008年10月29日(米国時間)にはデルタ航空と正式に合併。合併完了に伴いNWはデルタ航空の完全子会社となった。今後はアトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(JFK)、ソルトレイクシティ、東京(成田)のハブ空港間の直行便に加え、計66か国375都市を結ぶ路線ネットワークによって世界都市へのアクセスを提供する。


3.BA/BAWブリティッシュ・エアウェイズ
世界70か国の145都市へネットワークを広げるブリティッシュ・エアウェイズ。ヨーロッパはもちろん、世界を代表するメガキャリア(巨大航空会社)の1社だ。ビジネスクラスに世界で初めてベッド型のフルフラットシートを導入するなど、業界をリードする先進的なサービスでも知られる。

ブリティッシュ・エアウェイズのサービスの特徴のひとつは、「ファースト」、ビジネスクラス「クラブ・ワールド」、エコノミークラス「ワールド・トラベラー」に、プレミアムエコノミークラス「ワールド・トラベラー・プラス」を加えた全4クラス制で運航されること。「ファースト」には個室感覚のソロシートを1996年にいち早く導入。2007年にはすべてのボーイング747機の「クラブ・ワールド」に、新シート導入

エコノミー
設定機種/座席数/座席配列
B747-400/142席/3-4-3

シートピッチ/角度/レッグレスト/ヘッドレスト/ランバーサボート
79cm/約103度/46cm/なし/可動式/あり

バゲージ・デリバリー
なし
事前座席指定
出発24時間前まで可
空港内ラウンジ
利用不可

食事
2種類から選択。スナックにパン類、カップ麺などがある。
ドリンク
各種カクテル、スコッチ、イギリスビール、ワイン他、ソフトドリンク各種。

アメニティキット
あり

手荷物受領優先サービス
なし

1919年8月25日、史上初の国際旅客定期便がロンドン近郊のハウンズローからフランスのブルジェに就航した。これに成功した航空会社数社が合併し、1924年、ブリティッシュ・エアウェイズの前身インペリアル航空が誕生。

日本に初めて乗り入れたのは1948年。インペリアル航空がいくつかの合併を繰り返しBOAC(BritishOverseasAirwaysCorporation)という社名だったときのことである。香港まで運航していた路線を、当時連合軍が進駐していた山口県岩国まで延長。
英国南海岸のプールから飛行艇で1週間もかかったというから驚きである。

1974年、BOACとイギリスの国営会社BEA(BritishEuropeanAirways)が合併し、ブリティッシュ・エアウェイズが誕生。2つの国営航空会社の経営を一本化し、体質を強化することが目的だった。4年後の1976年には超音速旅客機コンコルドが登場し、航空機業界に新境地を開く。

1987年にはアメリカン航空やキャセイパシフイック航空などと提携グループ「oneworld」を結成。世界600都市以上を結ぶネットワークを実現した。また2006年からビジネスクラス「クラブ・ワールド」の大幅なリニューアルを行うなど、あらゆる面において新時代を先取りし、飛躍を続けている。



4.UA/UALユナイテッド航空
世界のエアラインを代表するメジャーの1社でありスターアライアンスの創設メンバー、それが米国のユナイテッド航空。2008年に日本就航25周年を迎えた同社は現在、日本へは東京、大阪へ乗り入れ、北米、ハワイ、アジアを結ぶ。ファーストクラスとビジネスクラスへの新サービス導入も始まった。

2007年末より、UAのサービスは新たなステージヘと進化した。国際線ファースト&ビジネスクラスのシートと機内サービスの大幅なリニューアルが開始されたのだ。これによりビジネスクラスには、米系エアライン初の完全に水平なフルフラットシートが搭載される。また従来からソロ仕様だったファーストクラスにも、よりプライベート感のある最新シートが導入される。日本線へも、2008年より大阪/サンフランシスコ線にお目見えし、2009年夏スケジュールから東京路線にも導入開始。向こう2年間で、すべての国際線大型機で新シートの導入が完了する予定だ。


数々の「世界初」をなし遂げたエアライン
米国を代表する航空会社の1社で、世界最大の航空アライアンス「スターアライアンス」の創設メンバーでもあるユナイテッド航空(UA)。日本でもおなじみの同社は、ロサンゼルス、サンフランシスコ、デンバー、シカゴ、ワシントンを拠点に、世界の200都市以上へ毎日3000便以上を運航する、航空業界の「メジャー」だ。

その原点は、前身のヴァーニー航空、ボーイング・エア・トランスポートなど4社が1926~1927年に始めた航空郵便輸送事業にある。その後、スチュワーデス(女性客室乗務員)、機内食工場などさまざまな世界初で航空業界のスタンダードを作りながら、北米大陸において業界大手としての地盤を堅め、ハワイ路線も開拓、米国の航空規制緩和と米航空協定改定を受けて、1983年に長距離国際線へ進出し、成田線で日本へ就航する。

さらに1985年にはパンアメリカン航空の太平洋線を買収、翌1986年からこれらの路線の運航を開始し、日米を結ぶ太平洋線のネットワークを大幅に拡大。また成田をハブ(拠点)として、アジア主要都市を結ぶ路線が相次いで開設された。

2008年で就航から四半世紀を迎えた日本路線は、東京と大阪からネットワークを展開。
成田からはワシントンD.C、シカゴ、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ホノルルの太平洋線、およびソウル、台北、バンコク、シンガポールのアジア線の計10路線を運航。

関西からはサンフランシスコへ毎日1便が飛ぶ。それらすべてがデイリー運航以上、かつファーストクラスを含む3クラス制であることもUAの特徴だ。機材はおもにボーイング新鋭機の777-200を、一部でボーイング747-400も使用(ちなみに、UAはボーイング777のローンチカスタマーである)。米国の各ゲートウェイからは、北米各地をはじめ、中南米、カリブ海、ヨーロッパ方面へも多彩なネットワークを持ち、日本からのアクセスもスムーズだ。


5.LH/DLHルフトハンザドイツ航空
ドイツのフラッグキャリアであり、ヨーロッパを代表するエアラインの1社、ルフトハンザドイツ航空。ルフトはドイツ語の「空」、ハンザは1世紀に誕生したヨーロッパの商業組織「ハンザ同盟」に由来する。その名のとおり、「空の商人」として世界78か国203都市以上への幅広いネットワークを提供。他の航空会社からも高い評価を得ている安全性への取り組みをはじめ、フランクフルトとミュンヘンのハブ空港におけるプレミアム顧客向けの地上サービスの充実、地球環境への取り組みなと、先進的な対応も特色だ。


2005年より、プライベートジェット機により最高にフレキシブルな旅を提供するLufthansaPrivateJetのサービスを開始。
2008年からは自社保有のプライベートジェット機を順次投入している。フランクフルト、ミュンヘンの両ハブ空港発着はもちろんのこと、ヨーロッパ内1,000以上の空港間のポイント・トゥ・ポイントでの利用も可能。予約は出発の24時間前まで可能で、運賃はファーストクラスの航空券として糒算できる。
日本路線は全路線をファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの3クラス制で運航。「グローバルフィールとローカルタッチ」をコンセプトに、国際的なサービススタンダードを保ちながら、日本人乗客の要望に応えられるサービスを目指している。

拡大する「スターアライアンス」のメイン・メンバー
ルフトハンザドイツ航空の設立は1926年だが、正確には同社の歴史はそれより古く、1909年にツエツペリン伯爵が設立した世界初の定期航空路会社「DRIAG」が始まりだ。巨大な飛行船による定期輸送の時代が終わり、飛行機が登場すると、1917年に「DLR」を設立。1919年に飛行機を使ったドイツで最初のエアラインとして定期輸送を始めた。その後、多くの合併をくり返して、ルフトハンザドイツ航空へと発展していった。同社設立以後は、次々に新路線を開拓していったものの、第2次世界大戦中および後の数年は飛行を完全に中断。同社にとっては暗い時代だった。

戦後数年が経過した1953年に、かつての隆盛をよみがえらせようと設立されたのが「ルフターク」。失った時代を取り戻すかのように順調に便数を増やしていった。1960年代、ジェット化の波にうまく乗り、1964年には他社に先駆けてB747を導入。
その後も中、長距離用のジェット機の導入を果敢に進め、成長を続ける。1997年5月、ルフトハンザドイツ航空は、ユナイテッド航空、スカンジナビア航空、エア・カナダ、タイ国際航空とともに5社で航空連合「スターアライアンス」を締結させた。

現在、ANA、シンガポール航空、ニュージーランド航空、中国国際航空など21社が加盟。ネットワークは世界159か国912都市へと拡大している。サービス面では、2003年に長距離路線のビジネスクラスをリニューアル。
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