コンテンツ

中部にある空港の穴場撮影スポットガイド

1.中部にある空港の穴場撮影スポットガイド
新潟空港
アクセス
新潟交通の路線バス(リムジンバス)で空港/JR新潟駅は25分320円。新潟交通または越後交通の高速バスで空港/JR長岡駅は1時間50分1150円。

見学デッキ
有料(大人100円、こども50円)8:30~ 18:00
フェンスの高さ1.4m 冬期間は降雪状況により閉鎖


周波数
新潟タワー118.00 126.20
新潟アプローチ121.40
新潟ディパーチュア119.05
東京コントロール(上越セクター)132.30 135.90
ジャパンエア新潟131.85
全日空新潟129.10
エアシステム新潟130.10
ジェイエア新潟195.25

日本海の海沿いにある新潟空港は、JR新潟駅の南約8 kmに位置している。また空港の東側に阿賀野川河口があるため、ターミナル側を除いた3方向が水面で囲まれている。滑走路は2本あり主滑走路はB滑走路と呼ばれているが、これは東西に伸び長さは2500m。クロスランウェイは南北に伸び1314mだ。ちなみにこちらがA滑走路だが、使用頻度は極めて少なく、セスナ等が使用する程度。定期路線はB767やA320など小さめの機体が多いが、アエロフロートや大韓航空など貨物路線を含む国際線もあっておもしろい。また朝日航洋や海上保安庁、航空自衛隊の航空救難団の基地も置かれ、ヘリコプターも頻繁に離着陸している。
新潟空港
A 屋上展望デッキ。スペースも広い。
邪魔になる金網もないので撮影に適している。レンズは標準ズーム、望遠ズームどちらでも自由に使って楽しめるのもいい。また光線状態も良く、ほとんど一日中順光。滑走路上はB767なら真横が300mmでバッチリ。

B 使用事業エプロン横で、ここからは日本海上にあるオイルリグ数箇所と地上を結ぶヘリが定期的に飛んでおり、その様子が撮れる。離着陸のシーンが100mm程度でバッチリ。

C ランウェイ28エンド付近。ここは見晴らしもいいので地元の人も見物に来ている。また阿賀野川の土手沿いに滑走路のどちら側にも移動でき、ランウェイ28の着陸を正面から撮れる。また周囲の風景を入れて広角レンズを使って撮るのもおもしろいだろう。

D 空自エプロンの西側ポイント。ターミナル地区の出口を駅方面に右折して最初の信号を右に入った突き当たり。
ここもいいポイントで、ランウェイ28の離陸はエアボーンのシーンが135mmから200mmで真横からバッチリ撮れるし、A320などのようなエアボーンの早い機材は300mmを使用して離陸を正面気味から狙える。

E 滑走路エンド海岸沿いで、ランウェイ10のアプローチはB767クラスで100mmで真横が画面いっぱいになる。



富山空港
アクセス
富山地方鉄道が連絡バスを運行。富山市内/空港は25分380円、市内発は各便出発の65分前発。高岡市内/空港は40分1000円、市内発は各便出発の80分前発。タクシーで県庁、市役所までは15分2600円。富山駅まで20分3000円。

見学デッキ
3Fに送迎デッキと展望デッキがある
有料7:00~ 20:00
フェンスの高さ1m 屋根の有る場所と無い場所が有る
豪雪、強風時にクローズ


富山レディオ124.30126.20
東京コントロール(中部セクター)123.90 125.60
全日空富山129.10
中日本富山130.20

富山市中心部の南約7 kmに位置する。
日本唯一の河川敷空港であり、堤防をまたいで建設されたボーディングブリッジの長さは日本一。国内線のほか、アシアナ航空がソウル線を運航している。国際チャーター便の運航も多い。
富山空港
A ターミナルビルの4階部分。エプロンの機体は70~ 200mmぐらいで撮れる。小型機エリアは遠くて撮影できない。ランウェイは、B767が200mmで良い。午前中のみ順光。

B ヘリコプターハンガー脇。格納庫前に駐機しているのを50~ 135mmで撮影できる。バンカーに対してはほぼ一日順光。

C ランウェイ02時のエンドアプローチしてくるB767を135mm程度で、小型機は300mmで撮れる。午前中のみ順光。

D ランウェイ02時の午後は、神通川対岸の土手の上からアプローチするB767を200mmで撮影できる。

E 対岸一帯が撮影できる。ランウェイ上の機体がB767なら200mmでOK。視程が良ければ北アルプスの山々をバックに情景的な写真が撮れる。午後から順光となる。

F ランウェイ20のエンド部分。50mmから200mmで撮れる。午後のみ順光で、夕焼けをバックにした写真も撮れる。

G テニスコート横の展望台。フェンスより高い位置からランウェイ上のB767を135mmで撮れる。午前中のみ順光。


小松空港
アクセス
北陸鉄道の連絡バスで空港/小松駅は12分240円。空港/金沢駅は55分(直行便で40分)1070円。空港/福井駅は京福電気鉄道の連絡バスあるいは福井鉄道の連絡バスで60分1220円。タクシーで空港/金沢駅は40分10000円(高速料金750円含む)。空港/小松駅は10分1400円。

見学デッキ
有料(大人50円、こども30円)7:00~19:30(最終便出発まで)
フェンスの高さ1.27m
屋根なし

小松タワー126.20 123.10
小松アプローチ120.10
小松ディパーチュア120.10
小松グランド121.70
東京コントロール(中部セクター)123.90 125.60
東京コントロール(上越セクター)132.30 135.90
小松GCA 134.10 125.30
ジャパンエア小松131.85
全日空小松129.10
エアシステム小松130.10
エアーニッポン小松129.10
ジェイオーシャン小松130.00
ジェイエア小松131.85

小松空港は北陸地区で最大の空港で、自衛隊との共用空港。距離的に近いにもかかわらず、東京との間をワイドボディ機が飛んでおり、国内線のほか、日本航空がソウル線を運航している。
国際チャーター便の運航も多い。滑走路の反対側に自衛隊小松基地もあり、最新鋭主力戦闘機がずらりと並んでいる。空港援助施設の充実した空港としても知られる。ターミナルビルの北西には石川県航空プラザがオープンしている。これは航空博物館で、実機の展示もある。
小松空港
A 国内線見学デッキ。広々としたオープンデッキなのが嬉しい。ちょっとした航空博物館にもなっている。滑走路上はランウェイ24のアプローチとタッチダウンを、 B767クラスの横が200mmでバッチリ撮れる。ランプエリアはランプイン、ランプアウトとも様々な焦点距離のレンズで思う存分撮れる。冬場は大方逆光。

B 貨物ターミナル横。フェンス脇に車を止めるスペースもある。ここからはランプイン、ランプアウトを撮ると面白い。望遠ズームと300mmレンズがあれば十分楽しめる。ただし地上支援車両が手前に駐車していて撮りにくいこともある。

C ランウェイ24エンド。滑走路とクロスして外周道路が走っているので、目的に合わせてコースのどちらにも移動できる。広角レンズを生かしての撮影にトライしてみて欲しい。

D ランウェイ06エンド付近。こちらは滑走路の正面からの写真が撮れる。
ただし超望遠レンズが必要。またランウェイ06のアプローチが撮れるが、道路の両側が林に囲まれているのでちょっと撮影しにくい。

E 工業団地脇のあぜ道。民間側の誘導路が目の前。標準レンズでタキシングが撮れる。また滑走路上の機体も真横が135mmもあればいい。
ほぼ一日中逆光。

福井空港
アクセス
JR北陸本線福井駅より京福バスで30分510円、JR春江駅より5分200円。春江駅からタクシーで5分500円くらい。北陸自動車道丸岡インターより5分。

見学デッキ
無料 9:00~ 17:00 屋根。フェンスなし

福井レディオ118.60 126.20
小松アプローチ120.10
東京コントロール(中部セクター)123.90 125.60

福井空港は福井市の北にある空港だが現在定期便は乗り入れていない。今は、在阪大学のグライダー部が練習に使用するほか、使用事業が使用している。
福井空港
A ターミナルビル2階テラス部分。
エプロンに駐機している小型機を50~ 135mmで撮影できる。午後順光。
そのほか、空港周囲、水田のあぜ道から自由に撮影できる。アプローチは200~ 300mm。


松本空港
アクセス
松本電気鉄道の連絡バスが空港/松本バスターミナル間を運行。所要時間は25分で料金は530円。タクシーで空港/松本駅は25分3500円、 塩尻駅は20分3200円、岡谷市は25分4000円。

見学デッキ
有料(大人100円、こども50円)9:00~17:00
フェンスの高さ1.2m 屋根なし
積雪時にクローズ

松本レディオ118.65 126.20
東京コントロール(中部セクター)123.90 125.60
エアシステム松本130.10

松本空港は、長野県の中心部、松本平の中心に位置する長野県唯一の空港。
標高657mで日本で一番高い場所にある空港としても知られ、 空港からはアルプスの雄大な眺めが堪能できる。1993年夏から滑走路延長工事およびターミナル新築のため空港が閉鎖されていたが、1994年7月に滑走路が2000mに延長され、ジェット化空港として供用を開始した。これにより大阪線を再開したほか、札幌線、福岡線を開設した。
松本空港
A ターミナノレビル見学デッキ。エプロンのMD-87を50~ 100mmで、ランウェイ上の機体を300mm程度で撮影できる。
北側の小型機エプロンの機体を撮るには300mmは必要。午前中順光。

B ランウェイ36エンド。ランウェイ36にアプローチする機体が山をバックに撮影できる。道路に沿って移動すれば一日中順光。

C ランウェイ18エンド。こちら側にも道路があり、アプローチが撮れる。
条件はBポイントと同じ。

名古屋空港
アクセス
名古屋鉄道の路線バスで空港/西春駅は15分330円。名古屋駅名鉄バスセンターは名古屋高速利用で28分870円。岐阜乗合自動車の特急バスで空港/新岐阜駅は60分1430円。
豊橋鉄道の特急バスで空港/豊橋駅は100分2500円。タクシーでは空港から名古屋市内の栄まで35分3500円。名古屋城まで30分3000円、名古屋駅まで40分4200円、大山まで45分5000円くらい。

名古屋タワー118.70 122.70 126.20
名古屋アプローチ120.30 134.10 120.70
名古屋デイパーチュア120.70
名古屋グランド121.70
名古屋ATIS 126.40
東京コントロール(中部セクター)123.90 125.60
東京コントロール(近畿東セクター)125.70 125.60
名古屋GCA I19.90 134.10
ジャパンエア名古屋131.85
全日空名古屋129.10
エアシステム名古屋130.10
エイシア名古屋131.85
ジェイオーシャン名古屋130.00
中日本名古屋131.20


見学デッキ
国際線
有料 大人150円、こども100円 7:00~19:00

国内線
有料 大人150円、こども100円 7:00~19:00

名古屋市から北へ8 kmの小牧市に位置し、自衛隊との共用空港である。現在の国内線ターミナルは、1985年に新築されたもので、旧ターミナルは改修され国際線専用となっている。両ターミナル間は歩いて10分ほどで、無料の連絡バスが運行されている。近年は名古屋を中心に全国に緻密なネットワークが展開されており、目覚ましい勢いで新路線が開発されている。また国際線においても近年定期便の乗り入れやチャーター便の運航が急増しており、数多くの海外キャリアが撮影できる。さらに旅客機だけでなく空自の戦闘機やセスナなどの小型機、ヘリコプター等、機種の多さでは類を見ない空港である。
名古屋空港
A 国内線ターミナルビル屋上デッキ。
国内線のシップのランプアウト、ランプインはもちろん、 ランウェイ34からの離陸機のエアボーンの瞬間をいい感じで撮影できる。レンズはB767が300mmで斜め前からの撮影となる。となりに本格的な航空宇宙科学博物館(入場料、大入500円)もあり、航空に関する様々な事を肌で感じる事ができる。邪魔なフェンスもなく、ランプインやランプアウトの様子は標準ズームで、またタキシーウェイ上の機体は望遠ズームを使用して撮影しよう。B767でも200mmで横位置から撮れる。ちなみに、国際線ターミナルビルの見学デッキは、全面金網で、撮影に適さない。

B ランウェイ34エンド近くの空地。ランウェイ34を使用する時の離着陸機を撮影できるポイント。ここより北側の道路は、良いポイントだったが、空港拡張工事のため立入りができなくなる。誘導路上の機体はB747が35mmで真横が一杯で、滑走路上は同じく105mmで捕らえることができる。午後から順光。

C ランウェイ34エンドの公園。エアポートフロントオアシス及びその付近。
公園には駐車場とトイレあり。午前は滑走路の東側に、そして午後は滑走路西側の公園に立てば、アプローチする機体を常に順光で撮影できる。また、コース真下に位置して撮る事も可能だ。レンズは横から撮る場合は、 コースから少々離れて100mmから200mmで撮るといい。強い南風の吹く夏以外はほとんどこちら側から着陸する。

D 小型機エプロンとヘリポート横。国際線の機体など、離陸滑走距離の長いフライトの離陸のシーンがバッチリ撮れる。200mmで斜め前からのショットを狙うといいだろう。そのほか目の前のヘリパッドから離陸する.ヘリを、ジェットレンジャーなら300mmで画面一杯に撮影できる。駐機している小型機は200~ 400mmくらいで撮れる。

E ランウェイ16エンド付近の路上。ランウェイ16のアプローチをB767なら135mmで撮れる。また真下にも位置できる。

F 国際線ターミナルビルの向かい側フェンス。自衛隊機のタキシングが午前中順光で撮れる。T-1で200mm、C-1で135mmでバッチリ。ミリタリーの機体が民間ターミナルを入れて撮れる珍しいポイント。

G 夏場の南風時に多い、ランウェイ16を使用するタキシング、着陸機を撮影できるポイント。午後から順光。タキシングするは50mm、ランウェイ上は135mm。フェンスがあるため、90cm以上の脚立が必要。


この記事を見た人は、一緒にこんな記事も読んでいます!