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空港レストランがあるエリアは限られているので事前の確認を

1.空港内のレストラン
空港内のレストランが街中に比べて料金が高いのはどこの空港でも同様だが、それでも出発前のひと時に離着陸する航空機を眺めながらの食事は楽しいものだ。送迎客や見学客もいる空港ビル内はバラエティ豊かなレストランが軒を連ねているが、一旦出国して制限エリア内に入ると、ここでは免税店や土産物店がメインとなり、食事が楽しめるレストランは数少なくなってしまう。

混雑する出国審査場を早く抜けて食事をという場合、スナック店で軽い食事を取るだけになってしまうのが残念だが、成田空港第1ターミナルでは本格的なスタンド形式の寿司店もオープン。近くに搭乗ゲートがあれば、搭乗開始時刻の直前まで寿司をつまみながら一献傾けることができる。

日本食の中でも「寿司」はヘルシーな食べ物として人気があり、東南アジアだけでなく欧米でも随所で寿司暖簾を見かけることがある。シンガポールのチャンギ国際空港は制限エリア内に回転寿司店があり、帰国前に懐かしくなった和食を味わうのに最適。夜行便の場合は機内食をキャンセルしてゆっくり休むことができるので、制限エリア内で食事ができるレストランはありがたい存在だ。

そして、中国や東南アジアの空港でよく見るのが、「うどん」「ラーメン」といった日本語表記の軽食類。中にはカップ麺にお湯を注ぐという簡単なものや、冷凍食品を温めるだけというものもあるが、各国に滞在した後は和風味が恋しいもの。ついつい食べたくなってしまうから不思議なものだ。なお、塩辛い筋子を軍艦巻きにしたイクラ寿司や、うどんのはずがどう見ても素麺であったりというのはご愛嬌だろう。

また、日本の地方空港から国際線に搭乗した時は、制限エリア内に食事のできる店があるはずもなく、ついうっかり腹ペコで出国してしまった時には閉口してしまった。近距離国際線なので腹を満たす機内食は出ず、到着空港に降りて入国するや否や空港ビル内のレストランへ一直線となった。

「ここから入ると戻ることができません」という荷物検査場入口の案内板を見るたびに、空港内案内図でレストランを確認するようになったのは言うまでもないことだ。

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