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飛行機で客室乗務員と仲良くなれる座席やCA専門用語を解説

1.客室乗務員と仲よくなれる特別席がある
エコノミークラスで海外へ向かうロングフライトでは、座席の選び方によって快適度がまったく違ってくるもの。最近は予約時に座席を指定できるので、予約とともに、希望する座席を選んでいる人も少なくない。

団体旅行やパックツアーでは無理だが、個人で予約する場合は、ネットでも事前座席指定ができる。 どの席がベストかは人それぞれ違うが、まずは窓側の席か通路側の席かで好みが分かれるところだ。

もっとも人気が高いのは、各客室のセクションの最後部、非常口の横の座席で、「エグジット・ロウ」という。すぐ前に座席がないため、エコノミーでもゆったりと足を伸ばすことができる

人気のわけはそれだけではない。というのも、この席は離着陸時に客室乗務員が座るジャンプシートの向かい側になるのだ。 乗務員も離着陸時には、ギャレー横やドアの横などにある折りたたみのジャンプシートに座る。

各客室のセクションの最後部にもジャンプシートがあり、ここではスペースの関係で乗務員は後ろ向きに座る。そのため乗客と対面することになる。 離着陸時だけだが、乗務員と言葉を交わすチャンスもあるので、もしかしたら、乗務員とお近づきになれるかもしれない。

ただし残念なことに、どの航空会社でも、この席は事前予約ができないのだ。当日、空港のカウンターで、空いていれば取ることができる。この席は非常口の横にあるので、緊急脱出時には脱出シュートを支える役などの協力を求められる。

そのため、子どもや高齢者は不可で、英語が多少できるといった条件が求められるからだという。 ワイドボディ機(通路が2つある大型機)では映画などのスクリーン前も足もとが広いので人気だが、この席はバシネットというベビーベッドをセットする場所なので、乳幼児を連れた乗客が優先される。たとえ座れても、ベビーベッドがセットされる可能性もある。 さて、どの席を選ぶか、よく考えてみよう。


2.覚えておくとおもしろい!客室乗務員が機内で使うCA用語
どの職種にも、業界内でのみ使われる専門用語がある。もちろん航空業界も同じで、注意深くきいていると客室乗務員同士が「ダイバートします」「今日は3レグよ」などと話しているのを耳にすることができるだろう。

 「ダイバート」とは代替空港に着陸することであり、「レグ」とはフライトの数え方。たとえば1日に関西空港~伊丹空港、伊丹空港~羽田空港を乗務すると2レグという具合だ。

この専門用語には船に関係する言葉も多く、航空業界では飛行機を「シップ」、機長を「キャプテン」と呼んでいる。 なかにはわりと知られている言葉もあり、乗客の搭乗開始を「ボーディング」、離陸を「テイクオフ」、着陸を「ランディング」という。

またおもしろいことに航空業界ではアルファベットは特殊な読み方をする。というのも、世界各国を相手にする航空業界では、アルファベットを使うことが多い。 しかしBとDや、LとMでは聞き間違いも発生しやすい。指示などを間違えたら大変だ。

そのため、アルファベットを単語に置き換えたコードをつくっているのだ。これには航空会社やパイロットと客室乗務員用の2種類があるという。 客室乗務員用では、たとえば、Aはアルファ、Bはブラボー、Dはデルタなどという具合である。

だから客室乗務員は機内の座席番号でもこのコードを使う。客室乗務員同士が「チャーリーに紅茶運んでくれない?」と話していても、決して知り合いのチャーリーさんのことではないのだ。これはC席の乗客のことである。 こんど飛行機に乗ったら、いろいろ耳を澄まして楽しんでみよう。


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