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1.福岡空港の国内線は羽田・国際線は中国やアジア路線が強い

第1ターミナルビルには日本航空の青森、花巻、仙台、松本、松山、宮崎、鹿児島、全日空の仙台、福島、新潟、富山、小松、対馬、福江、石垣の各便と、日本エアコミューター、天草エアラインが離発着する。

1階は発券および搭乗手続きカウンター、手荷物受取所と到着ロビーなど。2階は出発ロビー、搭乗待合室のほか有料待合室、レストラン、売店などがある。3隔はオフィス階で、4階に送迎デッキがある。

横に長いターミナルピルに人々の活気があふれている
福岡は九州地方の中心都市。130万人を超える人口を抱え、主要産業の拠点となっている。また、大阪、東京、札幌など日本の主要都市までの距離と、釜山、ソウル、北京など東アジアの主要都市までの距離とがほぼ等しいため、アジア諸国との交流が盛んな地でもある。

福岡空港は、その福岡の表玄関。国内からのビジネス客、九州各地に飛ぶ観光客、海外からやってきた国際線の旅客など、たくさんの人があふれ、いつも活気に満ちている。

ここの最大の特徴は市街地にあること。JR博多駅まで直線距離でわずか2駅、地下鉄で5分という近さだ。バス便は市内のほか九州各地への路線がたくさんあり、まことに使い勝手のいい空港といえる。

この空港の歴史は第2次大戦中、1944年までさかのぼる。旧陸軍が席田飛行場として建設を開始。翌年5月に滑走路が完成したが8月に終戦。米軍に接収され、板付基地として運営されることになった。

51年には東京-大阪-福岡を結ぶ民間航空路が開設。65年には釜山との間に国際線も就航した。70年、米軍から日本への移管が決まり、72年4月から第2種空港としての供用が開始された。この間、69年にはターミナルビル(現在の第1ターミナル)も建設されている。

その後、74年に第2ターミナルが竣工。81年に国際線用として第3ターミナルが新設され、第2ターミナルも93年に増築・改装された。99年には新・国際線ターミナルが完成、第3ターミナルは改装を経て2000年に国内線用に生まれ変わった。

このうち、第1から第3までは地続き。狭い敷地に増築を重ねてきた経緯からすこぶる細長く、取材のために端から端まで歩くと、ほとほと疲れてしまう。国際線ターミナルのみ離れた場所に建っており、国内線とは連絡バスで結ぼれている。

国内線のうち、最も便数が多いのは羽田線。羽田-新千歳間と並んで需要が多く、日本航空、全日空、スカイマークエアラインスの3社が就航している。スカイマークが運賃の安さをウリにこの路線に就航したのは98年で、以後、大手航空各社も様々な割引運賃を設定するようになった。日本の空の自由化は、この路線から始まったといえる。

国際線は韓国や中国各地のほか、東南アジア各国、グアム、ハワイ、ケアンズ(オーストラリア)などに飛ぶ便が就航している。



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