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1.北海道の地方空港を観光で利用したり離島にある11空港を解説

旭川空港
北北海道の第2種空港
観光基点として活躍!東名阪と道内の定期便が運行中
北北海道の空の玄関として東名阪(東京、名古屋、大阪)、函館、釧路からの定期便が発着する。大雪山国立公園の隣接する絶好のロケーションで、展望デッキからの眺めもいい。近隣には層雲峡温泉や富良野ラベンダー畑、旭岳など観光名所も数多い。空港ビル内には地元の味が楽しめるレストランやみやげ店も充実。


帯広空港
東名阪に加えて函館線も就航
道東地区の観光基点となる空港
十勝平野のほぼ中心にあり、周囲は見渡すかぎりの田園風景が広がる帯広空港。定期便は羽田、名古屋、関空のほか道内で函館線も就航。四季を通じて気候条件のいい土地柄で、就航率も高い。またターミナルビルは世界的建築家の黒川紀章氏が設計を担当。外観・内装ともに十勝の自然にマッチするモダンなデザインが採用されている。


釧路空港
釧路特有の濃霧による欠航を解消
滑走路を延長し2500mの供用開始
丘陵地にある第2種空港の釧路空港は1961年7月、滑走路1200mで供用を開始した。91年度から釧路地方特有の濃霧による航空機の欠航を解消するために、計器着陸システムの性能向上事業を実施。95年度からは滑走路を200m延長し、2500mの供用を開始している。


函館空港
道南地区の表玄関空港として活躍
空港ビルは05年にリニューアル
函館市内から東へ約10km、湯川温泉より1.3kmの丘陵台地にある函館空港は、61年に開港。97年には滑走路が延長され、現在の3000mとなった。
定期便は国内線で道内と本土の主要都市空港へ、国際線はロシアのユジノサハリンスク便が発着。なお現在、空港ビルは改装・増設工事を進めており、05年6月に竣工、供用開始を予定している。

稚内空港
日本最北端に位置する第2種空港
道北地域の生活路線として活躍!
60年に滑走路1200mで供用を開始。稚内中心部から東方へ12kmの位置で日本最北端の空港。道北地域の人の重要な足になっている。



奥尻空港
奥尻空港は奥尻~札幌、奥尻~函館間定期便の季節運航を1972年より開始。77年から函館便が通年運航となり、現在、奥尻~函館間を1日3往復(冬期は2往復)している。奥尻の観光産業発展、流通経路の開設などのため、大型機が就航可能な空港として整備が進められている。

中標津空港
日本初の木造空港ターミナルビル
旧海軍飛行場を第3種空港に変更
旧海軍飛行場を1965年に第3種空港として併用開始した中標津空港。林野庁のモデル木造施設の1つであるターミナルビルは、エゾマツやトドマツの大断面集成材を主要な建材に用いている。この木のぬくもりが伝わる木造空港ターミナルビルは国内初で、道東の空の玄関として活躍している。


女満別空港
北海道の大自然に固まれた
オホーツク圏の地方空港
年間100万人が利用する女満別空港は、道東観光の空の玄関口。女満別空港はかつて冷害克服のため、オホーツク海の流氷や気象観測を飛行機で行なおうと、1935年に設置された経緯がある。現在の2500m滑走路は、00年に従来の2O00mから延長供用されたもの。3階構造の空港ビルはシンプルな施設配置で、初めて利用する人も迷うことはない。

紋別空港
オホーツク海をイメージさせる新空港ターミナルビルが完成!
1966年7月、紋別市設置の第3種空港として滑走路1200mの供用を開始した紋別空港。99年7月には旅客ターミナルビルが完成、新絞別空港が誕生した。ターミナルビルは独特のウエーブで波のうねりを表現した屋根。海の青さを強調した塗色構成など、内・外観ともにオホーツク海の雄大さや力強さをイメージしている。

利尻空港
花や景勝で有名な利尻島の空港
1999年にジェット機が就航!
海の名峰利尻山を中心に東海岸を利尻富士町、西海岸を利尻町と2つの町からなる花と景勝の島である利尻島。その北西部に位置する利尻空港は、1962年に滑走路600mにて供用を開始した。99年6月には滑走路1800mで供用開始し、ジェット機の就航を実現している。

礼文空港
日本最北端の第3種空港!
2003年4月から定期便運休中
利尻・礼文・サロベツ国立公園の美しい自然に囲まれた花の島、礼文島。その島の中心地か
ら北東約20kmに位置する礼文空港は、2003年4月から定期便が運休中だ。この礼文空港は1978年5月に供用を開始。長さ800m×幅25mの滑走路を持つ日本最北端の第3種空港として、貨物・旅客輸送を行なっていた。


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