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1.関東・中部の地方空港の国内線・国際線の運航状況や設備

大島空港
伊豆諸島最大の島である大島で、51年に旧陸軍の飛行場を村営飛行場として開設した大島空港。62年には第3種空港に指定された。また02年に滑走路を1800mに延長し、ジェット機対応を果たしている。現在は羽田、新中央航空が調布に定期便を就航。さらに東邦航空がヘリ路線を就航させている。

神津島空港
伊豆七島の中央に位置する神津島は、東京から約180km。海水の透明度も高く、マリンレジャーの島として知られている。神津島空港は92年に開港した東京都が管理する第3種空港で、調布空港聞に定期便が就航している。航空便は島民の生活路線とダイビングなどに訪れる観光客の貴重な輸送機関として活躍している。

新島空港
東京から南へ163kmの位置にある、ひょうたん形をした新島。新島空港は1970年12月に村営場外離着陸場として設置された。その後、84年12月に第3種空港に政令指定され、87年7月から供用を開始した。現在、調布~新島の2地点間旅客輸送を行ない、9人乗りと19人乗りの2機のプロペラ機が発着している。

八丈島空港
1962年に第3種空港として供用を開始した八丈島空港。
82年に1800m滑走路に舷張されジェット機に対応。04年10月には滑走路が2000mに延伸されている。就航路線は羽田線のほか、東邦航空が各伊豆諸島ヘヘリコプターを使用したコミューター便を就航している。

松本空港
松本空港は長野県のほぼ中央、松本市に位置し日本で最も標高の高い空港である。滑走路は2000mで、94年にはジェット機対応空港となっている。現在は伊丹、新千歳、福岡に定期便が就航している。またジェット化10周年となる04年7月より、信州まつもと空港の愛称が付けられ、地域住民に親しみやすい空港を目指している

佐渡空港
佐渡は新潟市から北西へ約70kmの日本海沖合にある国内最大の島。佐渡空港は島の中央に開けた国仲平野に設けられた地方空港で、旭伸航空の9人乗りプロペラ機が佐渡~新潟の定期便として発着する。自然の豊富な佐渡は、島の大部分が国定公園や県立自然公園に指定されており、旅客機で観光に訪れる人も多い。なお新潟~佐渡の運航時間は約25分となっている。

富山空港
富山市の中心部より南約7kmの富山平野のほぼ中央に位置し、市街地への交通アクセスに優れた富山空港。
定期便は現在東京や福岡、新千歳など国内線のほかにもソウルやウラジオストク線などの国際線も発着している。また国内線と国際線で異なるターミナルビルの送迎デッキからは、雄大な立山連峰が一望できるロケーションも魅力だ。

能登空港
能登半島の1市2町にまたがり、約500haの緩衝緑地につつまれた能登空港。開港は2003年7月と新しく、造成工事は伐採樹木のリサイクルなど自然環境を考慮して行なわれた。また国内初の試みとして、4階建ての空港ビルに行政施設を併設。交通拠点と観光や広域行政の拠点を融合させた新しいスタイルの地方空港だ。

福井空港
1200mの滑走路を備えた第3種空港の福井空港。開港は1967年で、76年までは定期便も運行されていた。しかし定期便が休航となり、現在はチャータ一機や自家用機、グライダーなどの発着に年間約6000回程度使用されている。



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